太極拳 個別指導 個人レッスン わたなべ TOPコンセプトはじめに初心者グループ指導内容指導者向け指導お知らせ生徒さんの声太極拳 個別指導 個人レッスン わたなべへの問い合わせ
はじめての太極拳 富士市 静岡  護身術教室 富士市 静岡  太極拳武術教室 富士市 静岡


双辺太極拳のはじめの部分です。立ち方、動き方に特徴があります。
形意拳・八卦掌の要素が入っている太極拳です。 全身の協調力を養うのに優れています。
詳細はコンセプトよりご覧ください。

スポンサーサイト


上記の広告は30日以上更新(記事投稿)のないブログに表示されています。  

Posted by スポンサーサイト at

2019年05月22日

足裏の重心位置・注意すべき3点


 踵については、私の習った先生はとても厳しい方でした。
太極拳の型稽古の時に、初心者は後ろ足の踵が動きがちです。
すると、「ちょろちょろ踵を動かすんじゃねぇ!」
と怒鳴ったものです。定歩で重心の前方移動・後方移動が
繰り返される型では、油断をしていると
つい足が動いてしまします。

 足の裏の意識は、拇趾の付け根・小趾の付け根・踵
の3か所にあって、その3点をしっかり地面につけます。
その条件で、さらに拇趾の付け根に他の2点より多くの重心を
かけるようにします。
それには、足背・下腿・大腿の纏絲勁が関係してきます。
なので、初心のうちは、重心を多めに、拇趾の付け根に
落とす、という感覚を磨くことです。

 拇趾の付け根に重心を落とすことと、踵を動かさない、ということは
どうも、稽古量の少ない方にとっては、両立が難しいようです。
拇趾に意識が行くと、つい踵が浮き加減になります。
踵を意識すると、拇趾に重心がかからなくなります。

踵については、よく陳式の方が、踵重心を強調されています。
また、「五輪の書」でも「踵を強く踏む」という記載があります。
その時に拇趾については、どうなっているのかというと、
どの指とはありませんが、つま先を少し上げるという記述があります。
陳式ではどのようにしているか、知りませんので
陳式が専門の方が、この記事をご覧になったら、
ぜひともご教授お願いします。
足裏の1点のみ取り上げて比べることは出来ません。
全身を含めてトータルで所定の効果が出るような工夫がされているはずです。
興味深いことです。

 そういうことで、はっきりと目に見えない足の裏でも
色々と鍛錬がされています。
最初のうちは目に見えないのですが、日々の稽古の成果が出てくると、
足の甲の筋肉がよく動くようになります。
目で見て分かるほどに、足の甲の幅が狭くできたりしますので、
確認の指標になります。

  


Posted by 渡辺克敬(わたなべ かつゆき) at 18:09Comments(0)太極拳、武術関連の話題足の裏の話・重心

2019年03月02日

力の抜き加減・力の出し加減  示指編



  
 太極拳では力を抜くように言われます。
初心者はその抜き加減が分かりません。
そこで、例えば手と上肢についてはこんな教えです。
人差し指を僅かに伸ばす。こんな感じで。と教えます。
見本を見せて、お弟子さんにやらせて、何度か直します。
人差し指と親指が軽く伸びて、
あとの4指は少し曲がった感じです。
こういう手で、(もちろん体幹や下肢の余分な
力みを取ることも大切ですが)
半年か、1年か2年くらい稽古をしていると、
腕の中が柔らかくなって、力が通る感じがしてきます。
人差し指は力の方向を示します。そして、微妙な力加減で
伸ばそうとすることで勁道の確保と運気の基礎が身につきます。

こうした掌と上肢が出来ると、明らかな違いが生まれます。
手解きの動きで確認が出来ます。
こちらの右手首を相手の左手で握ってもらいます。
相手はムキになって握るのではありません。
6割くらいの力で握って違いを体感してもらいます。
1.ただ脱力しただけの手で自分の右手を上に揚げる。
2.人差し指をピンと伸ばして力を入れるようにして
右手を上に揚げる。
3.太極拳の型稽古の時と同じように、人差し指に
軽く力を通すような感じで僅かに伸ばす。
この3つの違いはやっている本人よりも、手首を握っている
相手の方が分かります。
こうして太極拳の武術的身体を少しずつ創っていきます。
これは簡単な基本的な事です。
本人が普通に稽古をしていて、まともな指導者についていれば
流派による多少の違いがあっても誰でも出来ることです。
  


Posted by 渡辺克敬(わたなべ かつゆき) at 22:53Comments(0)太極拳、武術関連の話題

2018年10月27日

武術・格闘術交流会のお知らせ 


 
様々な武術や格闘技術の稽古をしている方が
ブログをご覧の方にも
多数いらっしゃることと思います。
普段あまり交流のない、そうした他流派の方が
交流できる機会を作りたく思います。
他流の技術を知ることで自分の見識も
上がろうというものです。
各組織によって色々と制限もあるでしょうが、
差支えのない範囲で交流したく思います。

具体的には、今回は
「拳による打撃・掌による打撃」がテーマです。
威力を上げるための工夫や、相手に当てるための工夫
等、拳と掌の打撃に関しての四方山話です。
異種格闘技の試合というのではなく、
理論とライトな実技も伴う穏やかな交流会です。
師範クラスの方から初心者の方まで、気軽に参加ください。

参加資格:武術・格闘技術を稽古している方。
伝統的な柔術や空手・合気道・柔道などはもちろん
システマやクラブマガ、徒手格闘術など
ジャンルは問いません。
素手の技術ではなく剣術など武器専門の方も
どうぞご参加ください。
秋の週末、同好の士と楽しい時間が持てれば
望外の幸せというものです。

開催日   11月10日(土曜) 14:00~16:30
参加費   お茶代500円 
場所    花音堂(富士市吉原2-10-16)
      (富士市・花音堂→検索)でホームページが出ます。
      地図をご覧ください
申込・問合 0545-53-2677 
または teaparty08031972@gmail.com
  


Posted by 渡辺克敬(わたなべ かつゆき) at 22:01Comments(0)太極拳、武術関連の話題