太極拳 個別指導 個人レッスン わたなべ TOPコンセプトはじめに初心者グループ指導内容指導者向け指導お知らせ生徒さんの声太極拳 個別指導 個人レッスン わたなべへの問い合わせ
はじめての太極拳 富士市 静岡  護身術教室 富士市 静岡  太極拳武術教室 富士市 静岡


双辺太極拳のはじめの部分です。立ち方、動き方に特徴があります。
形意拳・八卦掌の要素が入っている太極拳です。 全身の協調力を養うのに優れています。
詳細はコンセプトよりご覧ください。

スポンサーサイト


上記の広告は30日以上更新(記事投稿)のないブログに表示されています。  

Posted by スポンサーサイト at

2024年09月10日

2024年 富士 太極拳・武芸表演会

2024年 第17回 富士 太極拳・武芸表演会のお知らせ

今年は富士川ふれあいホール(例年はラホール富士でした)が会場となります
旧国1を静岡方面に向かい、富士川橋を渡り左側に進み数分行くと、
左手に会場が見えてきます。
 
◎表演会は9:30~13時頃まで
※太極拳だけでなく、他の中国武術や日本の武術、国籍由来を問わず
武術の範疇に入りそうなものを内容としています
※表演会の見学は無料です



◎午後はワークショップを開催します
 今年のテーマは『体幹と上肢の身体操作』です

太極拳だけでなく、空手、合気道、古武術をやられる方など身体操作の参考になる内容です。
当日は、少し体を動かしますので、軽装でいらしてください。
 お話を聞くだけの見学参加も歓迎です
※ワークショップは無料です
 ワークショップの開始時間は、表演会の終了時間により、当日決定します。
2時間程の予定です。
 
 太極拳が初めての方、これから始めようと思っている方も是非お越しください。
 

  


Posted by 渡辺克敬(わたなべ かつゆき) at 16:33Comments(0)イベント

2022年10月09日

バランス感覚と正中線




 諸般の事情でバランス感覚が低下している60代男性Sさん。
太極拳では蹴りの動作以外にも片足に全体重をかける動きが
頻繁に出てきます。そこで色々と細かい注意をして練習してもらいました。

 まず足の裏の重心を把握する。
拇趾の付け根、小趾の付け根、踵、の3点にしっかり荷重する。
その上で踵よりもつま先側にやや多く荷重する。
更に、小趾よりも拇趾側に少し多めに荷重する。
足裏の3点に十分に荷重した上で、拇趾に少し多めに荷重するという
事になります。これは太極拳の型稽古だけでは習得に時間がかかるので
站椿や気功のような足の動きがない練習で意識的に稽古してもらいました。

 太極拳の型稽古で片足に全体重をかける時。
この時には、拇趾の付け根辺りから垂直に棒が立っていると想定して、
その棒の位置に頭を持って行くようにします。バランス感覚のいい方は
自然に行っている事ですが、それを「明確な意識」を持って行う事が
肝要です。
それを続けていると、正中線の感覚がだんだんはっきり自覚出来てきます。
具体的な視覚イメージを提示する事で、それが現実に作用するものとなります。
正中線や軸については、観念的なものや妄想にしかなっていない方もいます。
太極拳では、意念の力を実用的な道具に変換できなくてはなりません。
バランス感覚が悪いがゆえに努力をしたことで、上手く正中線の把握が出来ました。
  


Posted by 渡辺克敬(わたなべ かつゆき) at 23:30Comments(0)太極拳、武術関連の話題足の裏の話・重心

2022年08月14日

脳出血からの復活

太極拳のお弟子さんの中に、10年ほど前に脳出血を起した方がいます。
現在60代の男性Sさんです。
入院先の病院では、担当の医師から「良くなっても車いすの生活」と言われていたそうです。
そうは言われたものの、「働かなくては」との一念でリハビリに取り組みました。
入院先の病院は、1日に60分のリハビリを3回行ったそうです。
時間を見つけては自分でもリハビルを行っていました。
病院やスタッフにも恵まれたようです。
そのかいあって、当初は右側の完全麻痺で感覚もなく運動もできなかったものが、
1か月ほどで平行棒の中を何とか歩けるようになりました。
3か月の入院期間でしたが、退院の前には格好が悪く遅いものの、なんとか走れるようになっていました。
高次機能障害もあり、集中力の低下や感情の
コントロールがしにくいなどの症状もありましたが、
仕事がしたい、元の身体に戻りたい、という強烈な意思が、
心身を少しずつ立て直していきました。
若い時から太極拳はやっていたのですが、脳出血の前は少し休んでいました。
退院後2年ほどして、右下肢の症状が残っているので何とかしたいという事で
また太極拳を再開しました。

現在は、日常生活は自立しています。仕事も普通にしています。車の運転もしています。
疲れてくると右足を少し引きずりますが、歩行障害は無しです。
太極拳については、分脚などの蹴り技は十分に出来ません。また下勢のように低くなる技も苦手です。
それでも、人を投げたり打ったりは普通に出来ます。

太極拳は、例えば、足を一歩踏み出すのも軸足をどうする、出す足の膝はこうする、爪先はこうする、などなど細かい指示があります。
マリオネットを操るように巧みに身体を操作する事が求められます。
今まで無意識で行っていたものを大いなる意志の力をもって行う必要があるのが太極拳です。
そうした事が、リハビリとしても役に立ったと思われます。
今の課題は、滑らかなフットワークの為に走圏と心意六合拳にも力を入れて、日々稽古に励んでいるSさんです。


  

Posted by 渡辺克敬(わたなべ かつゆき) at 22:38Comments(0)太極拳、武術関連の話題生徒さんの声片麻痺の治療お弟子さん