2016年12月11日
足裏重心の位置、テスト方法
私の練習している太極拳では、
重心は母趾の付根に落とします。
簡単な事のようですが、意外とこれが
出来ていません。
自分では、そこに重心を落としている様でも、
小趾側や、小趾側のかつ踵寄り、と言う人も
結構多いものです。
これは、初心の段階で、きちっと重心感覚が
出来ていない為に、そのままうやむやになって
しまった人が多いからのようです。
それに気が付いてから、自分のお弟子さんは
何とかしようと思いました。
その為には、本人が心底 「違っていた!」
と、思わなければいけません。
そこで、簡単なテスト方法を考えました。
まず、短冊形の紙を用意します。
私は四角いブロックメモの用紙を半分に
切って使います。
これをテストしたい人に、母趾と小趾の付根で
踏みつけるようにしてもらいます。
普通なら母趾に重心を落としていると
思うでしょうが、そうでない人の何と多い事でしょうか。
同様に、母趾の付根と踵でもテストをしてみて下さい。
簡単なテストですが、得るところが多いものです。
Posted by 渡辺克敬(わたなべ かつゆき) at 22:44│Comments(0)
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