2018年07月16日
太極拳では余分な力を抜くことが大切です
太極拳では、まず余分な力を抜くように指導されます。
しかし、この「力を抜く」という事が曲者です。
初心者は、「こんなに力を抜いているのに」とか、
「力を抜いたら動けない」などと思うものの、とりあえず
分かったような顔をして、釈然としないまま稽古に励みます。
余分な力、必要のない筋緊張に気づくには、それなりの練習と
時間が必要です。
稽古を始めて1年か2年して、見る目が出来てきて、
そして、太極拳の技で人を相手に稽古するようになると、
力を抜くという事の必要性が身に染みてきます。
少しでも余分な緊張があれば、技が効きません。
一歩動くにしても、軽やかには動けません。
余分な力の入っている身体は、動く際に予備動作が山盛りです。
Posted by 渡辺克敬(わたなべ かつゆき) at 00:14│Comments(0)
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