2017年04月06日
他流派との交流
私のお弟子さんで、4回戦のボクサーや某拳法と
ライトコンタクトで散打をやった人がいるのですが、
掌による上から打ち下ろす攻撃、と言うのが
とても有効だったとの事です。
形意拳の劈拳のような軌道の動きは、内家拳では
一般的ですが、空手やスポーツの格闘技では
あまり見かけない動きです。
また、左右の前足を入れ替えながら進んでいく歩法などは、
かなり、相手にとって嫌なようでした。
内家拳の技や動きは、あまり知られておらず、
空手などの人は初めて目にする、という事が多く
それだけでも有利であると言えます。
グローブを着けて中間距離で打ち合う、と言う
ルールでは内家拳は有利に事を運びにくいものですが、
体当りや肘打ち頭突き等あり、手や足で相手を引っ掛けて
倒すのもあり、という事でしたら、内家拳はかなり有利です。
自分の流派の特徴と戦略・戦術を把握して、実際の場で
いかに生かしていくか、そうした事を体感するのには
他流派との交流は意外と有効です。
ただ、勝ち負けやルールに拘っていては、
学ぶ事が少ないので、その辺は工夫が必要ですね。
Posted by 渡辺克敬(わたなべ かつゆき) at 23:28│Comments(0)
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