股関節の柔軟性を高める

渡辺克敬(わたなべ かつゆき)

2016年12月09日 23:25



 太極拳では、肩同様に股関節の柔軟性も必須のものです。
股関節の柔軟性といっても 「ストレッチで開脚ができる」と
いうのとは少し違います。床の上に腰を下ろして行う開脚と
違って 「柔らかく滑らかな動きを行う」 事は、少し難易度が
高くなります。

股関節の固さは、膝の動きの悪さにつながります。
自由自在に膝を動かす為には、股関節の柔軟性は
必要なものです。
太極拳をはじめ、形意拳や八卦掌のような武術にとって
下半身を柔軟に動かすことは、とても大切です。
そうはいっても、股関節はなかなか軟らかく動く
様になるものではありません。

今回紹介する運動は、似たようなことは誰でも
やったことがあるものと思います。違う点は、股関節に
意識を十分向けて、大腿骨頭と骨盤の関節部分がしっかりと
動くようにすることです。
慣れてくれば、大腿骨頭が動くのを感じられるようになります。

こうして柔らくなった、股関節を使えば低くなる姿勢も
うまくいきます。
太極拳の型練習の時に、前足の膝が左右にぶれてしまう方も、
股関節が柔軟であれば、動きが格段に良くなります。
後足の膝の動きも思うように動くようになります。
 
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