007 スペクター 列車での格闘

渡辺克敬(わたなべ かつゆき)

2016年01月12日 00:01


 武術会・眠り猫の渡辺です。
先日、007 スペクターを観てきました。
賛否両論あるようですが、前作の「スカイフォール」
とは違った良さがあり、エンターテイメント色が
強くなったようです。
個人的に良かったのが、ショーン・コネリー等で見られた
洒落た小ネタも見られた事です。
ボンドがビルの崩壊に巻き込まれて地上に落ちると、
ソファがあって座り込むように着地するシーン。
以前のダニエル・グレイグには無かった落ちですね。

「ロシアより愛をこめて」へのオマージュのような
列車での格闘シーンも見応えがありました。
元レスラーのデイブ・バラティスタがスペクターの
刺客・ヒンクスとして登場します。
素手の殴り合いではボンドの攻撃は殆んど通じません。
ボンドは子供のように投げられて、列車が壊れていきます。
アイスピックを使ってのボンドの攻撃もことごとく捌かれて
良いところなしです。
最後に、ボンドは太いロープをヒンクスの首に巻きつけて、
その端を金属の樽のようなものに巻きつけます。
その容器を列車の外に放り出す事で、ヒンクスは列車から
放り出されて、格闘は終了です。
戦闘力より知力が勝ったという感じですが、
白兵戦で良いところなしのボンドはちょっと寂しいです。
アイスピックの攻撃が全然通用しないのも、
残念でした。

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