気功で治そう その腰痛!
腰痛は多くの人が1度は経験したことがあるかと思います。原因が明らかで、原因が無くなれば改善するものもあります。若い人の ぎっくり腰 は適切な治療をすれば、1~2週間で改善します。
仕事の疲れで慢性的に起こっている腰痛や、加齢変化が主な原因の腰痛、或いは原因のはっきりしない腰痛は、なかなかすっきりと治らず日々不愉快な思いをしている人が少なからずいます。
いつも腰に違和感や重い感じがある。ちょっと疲れると腰痛になる。時々、ぎっくり腰になりそうな不安な状態になる。病院ではレントゲンで何でもないと言われた、年のせいだと言われた、が痛い。
こんな方は気功の練習を勧めます。
腰痛や腰部違和感の原因の多くは、椎間板の劣化や腰椎の変形等によるところが多いものです。そうした変化があると、腰椎の不安定性や椎間板・変形腰椎が、その近くの神経に刺激を与えて炎症を起こします。そうした炎症が痛みの原因になります。炎症はいずれ治まり身体に備わっている自然治癒力が痛みを癒すはずなのですが、筋力低下や悪い姿勢等があると、なかなか腰痛がすっきりしない状況が続きます。
気功はまず姿勢を整えます。多くの人は良い姿勢と言った時に、学校で習った 「きをつけ!」の姿勢やモデルのような姿勢を想像します。局所の筋肉に負担をかけず、骨で支えて無理のない姿勢という事にあまり思い至りません。頭の天辺から紐で吊られているような姿勢。胸を張ったりお尻を突き出したりしていない、ふわっと柔らかく立っている姿勢。それが、健康に良い姿勢です。
まさに、その姿勢を気功や太極拳では行っています。
気功は呼吸運動が主になりがちですが、それ以前に適切な姿勢を取る、という事も大きな練習の課題です。柔らかく骨で支えるように立つことを覚えると、それだけで、腰のあたりがすっきりします。
更に、気功では、大きくゆっくりと呼吸の訓練をします。これは腹筋と背筋の両方を上手く鍛えてくれます。筋トレで鍛えた腹筋とは違い、腰回りを支えてくれる筋肉に育っていきます。そうする事で、腰椎の不安適性が改善します。気功で鍛えた筋は、結果としてコルセットと同様の働きをするようになるわけです。また、気功によって、冷え症のある方は冷え症も改善します。冷え症があると腰痛が起こりやすくなります。冷え症を治すことも、間接的に腰痛対策になります。
・姿勢が良くなる
・筋肉がついて、腰回りを守ってくれる
・冷え症が改善して、結果として腰痛が起こりにくくなる
気功は簡単ではありませんが、指導を受ければ誰でも出来るものです。太極拳も良いのですが、太極拳は型の段取り・手や足の動きを覚えることに気持ちが行ってしまい、本質的な体の使い方に至るまでに少し時間がかかる方が多いようです。その点気功は動きが少なく、最初から治療目的の細かい身体操作を中心に練習できます。練習の目安は、1日15分程で週に4回以上、それを1カ月続ければ、少し手ごたえが感じられます。3カ月続ければ、身体が変わります。太極拳であれ気功であれ、或いはヨガでも、自分が好きで続けたいと思うものを選ぶことが大切です。
少しだけやる気を出して頑張れば、そんなに難しい事ではありません。続ける事も、楽しんで練習する事で、意外と出来てしまうものです。
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